将来、医師や看護師などの医療系の職業を目指す方なら、大学進学を考えた際に「医学部」を選択しなければなりません。
「医学部」と言えば、数ある学部の中でも、もっとも難しい学部であることは誰もが知っている事実です。
【東京大学 理科三類】や【京都大学 医学部】を始めとする、偏差値70前後の超難関大学もありますが、偏差値65前後の医学部も多く存在します。
「医学部」のある私立大学としては、【東京医科大学】の名前を挙げる方も多いのではないでしょうか？
その名の通り、学部は「医学部」のみの単科大学で、「医学科」と「看護学科」に分かれます。
「医学部 医学科」の偏差値は、66です。
医学部としては、平均的な難易度・レベルではないかと思います。
【東京医科大学】のモットーである「自主自学」の精神は、学生たちの中で自然に生まれ、受け継がれている伝統です。
また、医学知識や医学先端技術の習得だけでなく、「正義・友愛・奉仕」といった医師として必要な「品性」や「人間性の涵養」、とともに、次代にふさわしい教養人としての医師の育成を目標としています。
「医学部 看護学科」の偏差値は、53です。
「看護科」は、2013年4月に設置されたばかりの新しい学科になります。
新設されたばかりということもあり、そこまで難関とされるレベルではありませんので、比較的入り易いのではないかと思います。
しかし、将来的にはレベルが上がっていくことが予想されます。
「医学科」と同様、「自主自学」「正義・友愛・奉仕」の精神の伝統を守っており、「高い看護力」「思いやりの心」を持つ、訪問看護等の『地域看護』から国際社会における『国際看護』まで幅広く貢献できる看護師の育成を目標としています。
卒業時には、【「看護師」国家資格受験資格】の取得、さらに、所定の科目を履修すれば【「保健師」国家資格受験資格】が取得可能です。
「医学部」のみの単科大学なので、付属の病院や医療センターなどの最先端の医療現場での実践を通して学ぶことができ、恵まれた実習環境であると言えます。
